通勤ラッシュで本を諦めていた毎日
私の通勤は、毎朝8時30分発の電車。
正直言って、通勤ラッシュを避けているものの、あの混雑具合では文庫本一冊開くスペースなんてありません。片手でつり革を握って、もう片方でスマホをいじる。それだけで精一杯。
読書が好きだった学生時代から一転、社会人になってから読書量は激減しました。月に3冊程度が限界。「本を読みたいのに時間がない」が口癖になってる自分にうんざりしていました。
でも、よく考えてみると通勤時間って往復で約2時間もあるんですよね。この時間を有効活用できたら、どれだけ多くの本が読めるだろうと思っていました。
電子書籍との出会いは偶然だった
きっかけは同僚が満員電車でスマホを見ながら「面白い!」とつぶやいていたこと。画面を覗くと、なんと小説を読んでいたんです。
「えっ、スマホで本読んでるの?」
私が驚いて聞くと、同僚は振り返って答えました。
「Kindleアプリ使ってるよ。満員電車でも全然読める」
へぇ、そんなアプリがあるんだ。
その時まで、電子書籍って何となく「邪道」な感じがしていたんです。紙の本じゃないと読書した気にならないというか…。でも、田中さんが楽しそうに読んでいる姿を見て、「試してみようかな」と思いました。
初回ダウンロードで感じた不安と期待
家に帰ってすぐにKindleアプリをダウンロード。無料で使えるのは驚きでした。最初の一冊は迷いに迷って、以前から気になっていた『嫌われる勇気』を選択。
価格は紙の本より少し安く、
「失敗してもこの程度なら…」
そんな気持ちでポチッと購入ボタンを押しました。
ダウンロードは約30秒で完了。想像していたより速い。そして画面に表示された文字を見て思ったんです。
「本当にこれで読書できるの?」
翌朝の通勤で試してみた結果
翌朝7時30分、いつもの満員電車でスマホを取り出し、Kindleアプリを起動。文字サイズを少し大きめに調整して読み始めました。
最初の5分間は「やっぱり紙の本の方がいいかも」と思っていました。でも、10分、15分と読み進めるうちに、だんだん夢中で読み進めていました。
何より驚いたのは、満員電車特有の揺れや押し合いがあっても、スマホなら片手で安定して読めること。紙の本だったら場所も取るので絶対に無理です。
その日は往復の通勤時間で約80ページも読み進めてました。これまでの通勤時間がただの移動時間から、貴重な読書時間に変わった瞬間です。
1ヶ月後、予想以上の変化が
電子書籍を使い始めて1ヶ月が経った頃、ふと気づいたことがあります。本棚を見ると、新しい本が3冊も増えていました。
これまでの読書ペースは月3冊程度でしたが、この月は6冊も読んでいました。計算してみると、スキマ時間を合わせて月に約40時間の読書時間を確保できていたんです。

特に変わったのは読書の幅。これまでは本屋で目についた本を何となく選んでいましたが、電子書籍なら気になった本をその場ですぐ購入できます。レビューも読めるので、失敗する確率も減りました。
半年たったら月7冊読んでた
電子書籍生活を始めて半年が経った今、月の読書量は安定して5〜6冊、多い月は7冊前後になりました。年間で考えるとおよそ70〜80冊。電子書籍を始める前と比べて2倍以上のペースです。
読書時間の内訳を計算してみると
- 朝の通勤:30分×22日=11時間
- 夜の通勤:30分×22日=11時間
- 休日:2時間×8日=16時間
- その他(昼休みなど):5時間
合計で月43時間の読書時間。これだけあれば、300ページの本を5〜6冊、調子が良い月は7冊に届くこともあります。
満員電車で読むときのちょっとしたコツ
半年間の経験で分かった、満員電車で快適に電子書籍を読むコツをお伝えします。
文字サイズは大きめに設定
電車の揺れや照明の関係で、普段より文字が読みにくくなります。私は通常より2段階大きいサイズに設定しています。
※文字サイズはお好みで変更できます。

ブルーライトカット機能を使っておくと安心
朝の通勤では目がまだ慣れていません。ブルーライトカット機能を使っておくと、目の疲れが全然違います。
私は、スマホはiPhoneを使用してますが、ブルーライトカットの設定は以下でできます。
iPhoneの設定アプリを開いて、「画面表示と明るさ」→「Night Shift」をオンにすればOKです。
※端末によって設定が異なるため、ご利用されている端末の公式サイトでご確認ください。


オフライン読書できるようにしておくと快適
地下鉄など電波が不安定な区間もありますよね。事前に本をダウンロードしておけば安心。
ダウンロードがされたものは右下にチェックマークがついているので、確認してみると良いと思います。


しおり機能(ブックマーク)を覚えておくと便利
満員電車では突然スマホをしまわなければならない場面があります。しおり機能を使えば、次回読み始める時にすぐ続きから読めて助かります。
画面の左上をクリックすると青いリボンがつき、しおりができます。更にもう一度クリックするとしおりが解除されます。

使ってみて「へぇ」と思ったこと
使い始める前は想像していなかった便利な点もありました。
検索機能が超便利
気になった単語や人名をすぐに検索できるのは電子書籍ならでは。特にビジネス書を読む時に重宝しています。


辞書機能が優れている
読書中に難しい漢字や意味のわからない言葉が出てくると、これまではわざわざネットで調べるのが手間でした。しかし、分からない単語を長押しするだけで意味を瞬時に表示してくれる機能があるため、ストレスや手間が大幅に減りました。

本の管理が圧倒的に楽
これまで本棚の整理に悩んでいましたが、電子書籍なら容量さえ気をつければ何冊でも持ち歩けます。場所を考えなくて済むし、引っ越しの時の負担も激減しました。
紙の本派だった私が変わった理由
正直に言うと、今でも紙の本の良さは理解しています。ページをめくる感覚や、本棚に並んだ背表紙を眺める楽しさは電子書籍にはありません。
でも、読書量が2倍以上になった今の生活の方が明らかに充実しています。「本を読みたいのに時間がない」というストレスから解放され、毎日の通勤が楽しみになりました。
特に気に入っているのは、読みたいと思った本をその場ですぐ購入できること。本屋に行く時間を作る必要がないので、読書へのハードルが大幅に下がりました。
迷ってる人がいたら伝えたいこと
「満員電車で読書なんて無理」って思ってる人、私も完全に同じでした。でも実際に試してみたら、思ってたより全然読めちゃう。それが正直な感想です。
最初の一冊は無料サンプルから始めてみるのも良いと思います。いきなり有料の本を買う必要はありません。アプリの操作に慣れてから、気になる本を購入すれば失敗も減らせます。
私の場合、電子書籍を始めたことで読書習慣が完全に変わりました。年間約70冊以上近く読めるようになったのは、間違いなく電子書籍のおかげです。
通勤時間を有効活用したい人、読書量を増やしたい人は、ぜひ一度試してみてください。新しい読書の楽しさに出会えると思います。

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